交通事故は弁護士依頼するべき?

弁護士事務所の図

交通事故は平成30年に福岡県内で31,279件発生しています。そのうち死亡者136人、負傷者41,158人います。この数値は年で約10%ずつ減少していると統計で出ています。
(引用:福岡県警察交通事故統計資料

年々減少中の交通事故ですが、遭うのはやっぱり嫌ですよね。交通事故は相手とのトラブル事案ですので、事故に遭われた方はケガを負いながらも、相手や保険会社とも話をしないといけません。事故に遭われた方は大変な思いをされながら、仕事の合間に話を進めたりされる方が多いのが現状です。

相手・保険会社との交渉に弁護士を依頼できるのをご存知ですか?

交通事故は弁護士に依頼することができます。依頼することで、弁護士に交渉を一任し、弁護士が専門的な知識で自分の代わりに交渉してくれるため、精神的な負担が大幅に軽くなります。

メリット1.賠償額のUP

弁護士を交通事故に介入させることで賠償額を大幅アップさせることができます。ケガの具合により、後遺障害が認められるかやどの程度の後遺障害等級が認められるかは弁護士の知識、経験によって大きく差が出ます。

メリット2.相手方とのやり取り、手続きに手間がかからない

仕事や家事の合間に加えて、ケガの治療のための通院、慣れない話し合い、過失割合などは一般の方にはなかなか荷が重く、大きなストレスになってしまいます。
交渉や書類の手続き、保険会社とのやり取りは弁護士に任せることで、通院治療に専念できます。

メリット3.「弁護士費用特約」があれば費用の心配ナシ

弁護士に頼むのはお金がたくさんかかるのでは・・・と心配される方は多くおられます。しかし、最近ではご加入の任意保険に「弁護士費用特約」が入ってあれば、損害賠償請求するための弁護士費用が任意保険会社から支払われるため、被害者自身の手出しをすることなく依頼ができます。

また弁護士費用特約を使用したからといって、等級が下がり、保険料がアップすることもありません。

もし任意保険に弁護士費用特約が付いてなく、使えなかったとしても弁護士依頼することによる賠償金増加額の方が弁護士費用よりも多くなることがほとんどですので、まずはご相談をお勧めします。

デメリットは?

弁護士を依頼することによるデメリットは特にありません。

ただ皆さん依頼に際して

  • 弁護士を依頼するほどの事故ではない気がする。
  • そこまで大げさにするのは相手が可哀想だ。

と思っていて、依頼されない方もおられます。

交通事故で弁護士を依頼するタイミングは?

結論からいうと、なるべく早い方が良いです。過失割合が決まったあとに依頼したり、最後の金額交渉のときに依頼するよりも、早い段階で弁護士依頼しておいた方が、交渉もスムーズになります。

整骨院では交渉代行はできません

余談ですが、ときどき整骨院のホームページの交通事故のところを見ると、「当院は保険会社との交渉代行ができます」と書いてあるところがありますが、本来はできません

代理交渉はできません

整骨院にはそもそも保険会社や相手方との交渉する権利を法律上持ち合わせていなく、交渉しようとすると弁護士法違反の法律違反で罰せられる可能性があります。

交渉はプロの弁護士に依頼するのが、賠償請求上で一番ベストな選択になります。こういった本来できないことをできるといったウソの表記をされている整骨院にはご注意ください。

福岡市西区の整骨院、しばた整骨院では交通事故に遭われた方も多数ご来院されています。どこに行ったらいいのか分からない方はお気軽にご相談ください。