食いしばりがもたらす肩こり、自律神経の乱れについて
「その不調、”食いしばり”が原因かもしれません。」
朝起きたとき、なぜか首や肩がガチガチ。
仕事中、ふと気づくと奥歯にグッと力が入っている。
夕方にはズーンと重たい頭痛。夜はなかなか眠れず、眠れても疲れが抜けない…。
もし、そんな不調が続いているなら、あなたが寝ている間の「噛みしめ癖」が関係しているかもしれません。
私たちは、人間はストレスを感じたとき、無意識に歯を食いしばるクセがあります。これは身体の防衛反応が起こり「緊張状態」に入っているサインなのです。
しかし、問題なのは、それが慢性化してしまうこと。
特に、ここ数年のコロナ禍からの社会の変化。リモートワークなどの働き方、生活習慣、人との関係…。
知らず知らずのうちに私たちはストレスを抱え、体に”力”をため込むようになっています。
食いしばりが引き起こす「3つの不調」
① 肩こり・首こり
食いしばることで、顎周りだけでなく、首や肩まわりの筋肉までガチッと固まります。
これが長く続けば、筋肉の緊張は慢性化し、血流が滞り、慢性的な肩こりの原因になります。
デスクワークやスマホ時間が多い現代人にとって、これはまさに”現代病”ともいえるものです。
② 頭痛
こめかみのあたりがズキズキ、または圧迫されるような重たい痛み。
これは「緊張型頭痛」と呼ばれ、食いしばりや顎の筋肉の緊張が原因になることが多いです。
痛み止めで一時的に抑えても、根本の原因が残っていれば、またぶり返す…。
その繰り返しに、そろそろ終止符を打ちませんか?
③ 自律神経の乱れ
食いしばりは、交感神経を優位にし、体を”戦闘モード”にしてしまいます。
結果、夜になってもリラックスできず、眠りが浅くなる、寝ても疲れが取れない…。
このような自律神経の乱れも、食いしばりが引き金になることがあるのです。
「食いしばり」を整骨院でケアできるって知っていましたか?
多くの方が「嚙み合わせ」「顎の問題」や「心の問題」と捉えがちな食いしばり。
ゆえに歯科医院でマウスピースを作ってみたものの、大きく変化を感じないこともしばしばで治療を諦めてしまう方もいます。
でも実は、整骨院でしっかりケアできるものなのです。
当院では、まず「骨格のゆがみ」を丁寧にチェックします。
長年の食いしばりは、頭蓋骨や顎関節、首の骨に微細なズレを引き起こします。
このズレが、筋肉のこわばりや神経の圧迫を生み、不調の連鎖を生んでいくのです。
また当院独自の手法で、顎・首・肩まわりをゆるめたり、東洋医学の観点でツボを用いて、食いしばりが起こるメカニズムからアプローチして整えていくことで、体全体の緊張がほぐれ、自然と就寝中の噛みしめ癖も減らすことができます。
施術後の翌朝に、
「肩が軽い」「あれ、顎周りがスッキリしてる」「夜、ぐっすり眠れた」
そんな声を多くいただいています。
また、ご自宅で簡単にできるセルフケアの方法もお伝えしておりますので、効果が早く実感できると喜ばれています。
最後に
あなたの体は、あなたが思っている以上にがんばっています。
眠たい目をこすり仕事に行きたくないな~と思いながらグッと力を入れて、今日もがんばっている。
でも、ずっとがんばり続けると、どこかで心身のバランスが崩れます。
不調は、そんな体からの「そろそろ休ませて」のサインです。
もし、あなたが今、「なんとなくつらい」「原因がわからないけどしんどい」
そんな状態なら、一度当院にいらしてみませんか?
噛みしめた力を、そっとゆるめ、解放するように促すだけで、
体も、心も、ふっと軽くなるかもしれません。
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