捻挫を軽くみてはダメ!

階段で足首を痛めることがあります

足首捻挫の際は冷やす&テーピング固定するだけで終わらせていませんか?それだけではなかなか痛みが治まらないのをご存知ですか?

足首の捻挫とは?

足首の捻挫には大きく分けて2種類あり、内返し捻挫と外返し捻挫ですが、ほとんどが内返し捻挫で発生します。

原因はスポーツで着地に失敗したり、歩行時に段差につまづいたりすることで足首を内側に捻って、外くるぶしのまわりにある靭帯をケガしてしまいます。

内返し捻挫の場合、負傷の度合いによって外くるぶしに周辺の前距腓靭帯(赤の線)を伸ばしたり、部分断裂、完全断裂をすることもあります。

前距腓靭帯

足首の捻挫の治療法

一般的な治療はアイシングと固定です。固定は包帯やテーピングだけでなく、ギプス固定することもあります。

足首に包帯固定をする画像

しかし、アイシングと固定で内出血や腫れが治まってるように見えたりしますが、動かしたときの痛みが取れないことが多くあります。実は足首の捻挫は強い力が足首にかかるので、足首の関節や骨に歪みが生じてしまうことんがほとんどです。

この歪みを整えずに、運動再開するとすぐに痛みが出てきてしまい、なかなかケガ前にような動きができないということになります。

足首捻挫後は歪みの矯正が大事です。

足首の捻挫によって影響を受けるのが、距骨、距腿関節、ショパール関節、リスフラン関節です。

距骨(赤で囲んだ部分)は外力により、前方or後方へ動くことがあり、歪みがあれば矯正します。

距骨

距腿関節(赤で囲んだ部分)は足首の捻挫によって関節の内腔が詰まってしまい、関節可動域が悪くなることがありますので、広げるように矯正します。

距腿関節

ショパール関節、リスフラン関節に歪みが生じると、動いている途中で段々と足首に痛みが出るという症状が出てしまいますので、矯正が必要になります。

ショパール関節&リスフラン関節

福岡市西区のしばた整骨院ではスポーツでの早期復帰させるための実績や治療機器が揃っていますので、単なる捻挫だから大丈夫と軽くみらずにお早めにご相談ください。